緑・黄・赤は、アフリカ独立の色を表しています。
ヨーロッパ強国の植民地であったアフリカは、1950年代の後半から1960年代に次々と独立しました。新しく独立した国々はそのシンボルカラーとして赤・黄・緑の三色を国旗に使用しました。
◎植民地だったアフリカ
18世紀末まで、暗黒大陸といわれたアフリカでした。ヨーロッパの人々には知られざる世界でした。
19世紀にイギリスの宣教師リビングストンや探検家スタンレーの中央アフリカ探検で、アフリカのイメージが変化しました。アフリカは豊富な鉱山資源をもつ魅力的な大地だったのです。イギリスやフランス、ベルギー、ドイツ、イタリアのヨーロッパの強国が次々とアフリカに進出しました。
そして自分たちの好き勝手にアフリカを分割して、植民地化していきました。
◎勇気の星 エチオピア
ヨーロッパの強国の植民地化がどんどん進み、民族が分断され、文化が否定され、苦しい生活がアフリカの人々には強いられました。
そんな中、イタリアからの攻撃をはねのけて独立を守った国が、エチオピアでした。エチオピアはアフリカの人々の希望の星でした。ヨーロッパからの独立は悲願の夢でした。
アフリカの人々は、長年独立運動をして1960年代各地で独立国が誕生していきました。独立の証に自分たちの国旗を作りましたが、どれもがエチオピアの国旗をお手本にしたものでした。
◎アフリカの色は、血と富と希望の色
エチオピアの国旗の意味
- 赤色・・・情熱、革命、独立のために流した血
- 緑色・・・豊かな自然、農業や森林、希望のシンボル
- 黄色・・・太陽や黄金、砂漠、天然資源
1975年~96年の間はシンプルな三色の旗でした。キリスト教の3つの教え信仰・希望・愛を示す3つの色の説もあります。アフリカの国旗で黒を使う場合アフリカ人民の肌の色を指しています。